碧南市立中央小学校
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学校名 |
碧南市立中央小学校 |
児童数 |
634名(男子327名、女子307名) |
実施学年 |
全学年(実施児童数 634名) |
活動場所 |
校舎内(体育館、各教室、特別教室) |
事業名 |
どんぐりフェスティバル 平成16年11月11日(木) |
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・児童会の集会活動の一環として、児童自らが楽しめるゲームなどを考えて行うことによって、児童一人ひとりの自主性・計画性・協力性を育てる。
・「総合的な学習の時間」で学習している「防災」をテーマとして取り組むことによって、防災への意識を高めるとともに、取り組みの様子を他学年へ知らせる機会とする。
・異学年の交流と親睦を深める。
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・各関係機関に協力を求め、より意義のある活動する。
・保護者をはじめ各方面に案内を出し、多くの参加者を得ることで、児童の意欲と本校の教育活動への理解を高める。
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・4年生以上の各学級は、防災に関する「パビリオン」作りを行う。1年生以上の各学級は、生活科・総合的な学習の時間で学んだ防災に関することをまとめ、各教室や廊下に展示する。
・1〜3年は、学級でグループを作って各パビリオンを回る。4年生以上は、前半と後半に分かれて、交代でパビリオン巡りとパビリオンでの出し物紹介をする。
<パビリオン紹介>
学年 |
組 |
パビリオン名 |
活動内容 |
4 |
1 |
ボーサイハウス |
ゲームや劇、防災体験をする。 |
2 |
ファイヤーの宝島へ〜letsgo |
迷路の仕掛けをクリアして宝島を目指す。 |
3 |
みんなで遊ぼう
防災ゲーム |
防災ゲームと防災パンフレットの配布。 |
5 |
1 |
防災ラリー |
チェックポイントの防災クイズを解く。 |
2 |
地震は忘れた頃にやってくる |
防災体験をしながらゴールを目指す。 |
3 |
防災フレンドパーク |
防災クイズを解きながらゴールを目指す。 |
6 |
1 |
ぐらぐらハウス |
特設セットで地震の揺れを体験する。 |
2 |
防災パニック |
迷路でクイズ。(まちがえると地震が?) |
3 |
防災探検めいろ |
クイズを解きながら煙道を進む。 |
<当日の日程>
8:30〜 9:00 フェスティバルの準備
9:00〜 9:05 オープニング(放送で)
9:05〜 9:55 アトラクション(前半)
9:55〜10:10 移動・後半準備
10:10〜11:00 アトラクション(後半)
11:00〜11:30 防災ヘリコプター飛来(運動場)
11:30〜 エンディング(放送で)、片付け
<活動の様子>
多くの子どもたちが楽しみにしている行事で、準備の段階からとても楽しそうに取り組んでいた。特に会場作りは、教室や体育館が会場となるので前日に行われたが、それぞれの分担を子どもたちは協力して、短時間で作り上げることができた。
当日は、例年以上に保護者も多く参加して、各会場は順番を待つ列ができていた。子どもたちは列を見て、待ち続けたり他の会場へ移動したりと、少しでも多くの会場を回るよう
〈防災袋を背負って出発!〉に考えているようであった。
迎える側も多くの子に来てもらえるように、呼び込みをしたり、小さい子に丁寧に教えるなど、真剣な姿が見られた。会場が分からず困っていた1年生を、一緒に連れていく高学年の子もいた。各会場は歓声や驚きの声があがり、楽しそうな笑顔がいっぱいだった。
悪天候のため、予定されていたはしご車の実演や、防災ヘリコプターの飛来が中止となったことは残念であった。
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準備や当日の活動の様子から、次のような成果が見られた。
・自分(グループ)の役割を果たすことで、責任と協力の意識が高まってきた。
・クイズ、体験、ゲームなど考えられた内容が多く、楽しみながら防災への意識を高めることができた。
・多くの人に来てもらい、楽しんでもらおうという気持ちから、高学年としての意識が高まってきた。
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年間を通して多くの行事があり、いかに子どもたちに準備などの時間を保証していけるか、行事の精選を含め検討していく必要がある。また、今回子どもたちが得たものが一過性のものにならないように、学校生活のいろいろな場面で発揮できるよう、支援していきたい。
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