一宮市立千秋中学校
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地域の中の私たち(ごみゼロ運動を通して) |
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学校名 |
一宮市立千秋中学校 |
児童数 |
476名(内男子243名,女子233名) |
実施学年 |
全学年 |
実施生徒数 |
全生徒対象 |
活動場所 |
千秋中学校区全域(町内単位で実施) |
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(1)地域の一員として、意欲的に奉仕活動に参加しようとする気持ちを高める。
(2)自分の住んでいる地域の環境について関心を持たせ、美しくしようとする気持ちを育てる。 |
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(1)参加について
・全員参加を原則としているので、ごみゼロ運動が実施されている町内の生徒は部活動よりごみゼロ運動を優先する。
(2)実施までの流れについて
各町内ごとに実施日を計画 |
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学級にてごみゼロ運動等(奉仕活動)について学習 |
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通学団(町内)ごとに担当者から指導 |
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ごみゼロ運動実施、教師も参加 |
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事後指導(感想文など) |
(3)出欠席について
・全員参加を原則としているので、ごみゼロ運動の出欠席については、通学団団長が確認する。家庭の事情で欠席の場合は、事前に連絡させる。
(4)その他
・雨天時は、指定日に延期して行う。 |
【活動の実際】 |
・18町内のうち16町内で実施された。町内の事情で、2町内は本年度は実施されなかった。実施日については10月10日(日)〜11月7日(日)の休日に行われた。本年度は、天候にも恵まれて計画通り進められた。8:00にそれぞれ決められた集合場所に集まり、町内の方からの指示に従って活動場所に移動した。8:00〜9:30の活動時間で、道路わきや公園などのゴミ拾いや草抜き、神社や公民館の清掃などに取り組んだ。町内によって内容は様々であった。
・通学団担当の教師もその町内が実施されるときにできる限り参加した。生徒とともに町内に入り、地域の人や生徒とともに清掃活動をすることで、地域とのつながりを得たいと思っている。
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・隣近所だけでなく町内の人たちに中学生の姿を見てもらうとともに、町内の清掃行事に参加することで町内の一員であることを自覚し、きれいな環境を自分たちの手で作り出すことを意識することができたと思う。
・「最近の中学生は、いろいろ問題があると聞いていたが、素直によく働くね。」と地域の人から声をいただいた。地域の人たちと一緒にごみゼロ運動を実施することにより、生の生徒たちの姿が見てもらえる。地域に中学校を紹介していく良い機会であると思う。
・ごみゼロ運動を実施し、普段何気なく登下校に利用している道路にもいろいろなごみが落ちていることに気づく生徒も多くいた。ごみに気づくこととともに自分たちは捨てないようにしたいという気持ちが参加した生徒たちには芽生えていた。
<生徒の感想文から>
・道路のわきや田んぼの中にたくさんのゴミがありました。たばこの吸いがらがとても多く、拾うのが大変でした。あと、空きかんやビンなど中身が入ったままのものも多く落ちてました。ゴミをきちんとした場所に捨てられない人がたくさんいるんだなあと思いました。
・いろいろな種類のゴミが落ちていて驚きました。ほとんどのゴミが茂みや側溝の中に落ちていました。「誰かもやっているから」と思って捨てていくのだろうな、と思いました。一人一人が環境美化を意識すれば、道や川からゴミがなくなっていくのに、と思いました。
・今年は大きなゴミはすくないと思いました。でも、ペットボトルや弁当のゴミ、空きカンなどは多かったので残念でした。拾い終わった後、少しでもきれいになったと思うとうれしいです。この運動に参加できてうれしい。
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・全員参加を考えれば、ごみゼロ運動を学校で実施していけばいいと思うが、地域の中に入って奉仕活動に取り組むところに意義があると思う。中学校区全体で実施していく予定であったが、一部の町内では、ごみゼロ運動を行わないところもあり、参加できなかった生徒もあったことが、残念であった。
・現在ごみゼロ運動が小中別々に実施されている。地域をあげてという面を強調する意味でも小中合同で実施していけるように考えていければと思う。
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