いきいきあいちっ子キャンペーン「体験活動の日」実践事例報告集いきいきあいちっ子キャンペーン イメージマーク 教育委員会のページへ
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目次
はじめに
実施要項
実施まとめ
実践実例報告
一宮市立丹陽南小学校
一宮市立千秋中学校
瀬戸市立東山小学校
小牧市立三ツ渕小学校
江南市立古知野中学校
葉栗郡木曽川町立
木曽川中学校
海部郡弥富町立弥生小学校
海部郡八開村立八開中学校
常滑市立鬼崎北小学校
知多市立つつじが丘小学校
岡崎市立緑丘小学校
碧南市立中央小学校
豊田市立古瀬間小学校
東加茂郡下山村立
三巴小学校
南設楽郡鳳来町立
山吉田小学校
北設楽郡富山村立
富山小学校・中学校
豊橋市立向山小学校
宝飯郡小坂井町立
小坂井中学校
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瀬戸市立東山小学校

東山エコプログラム

事業の概要
学校名 瀬戸市立東山小学校
児童数 425名(男子230名,女子195名)
実施学年 全校・保護者・地域関係者
実施児童数 (参加者)375名
活動場所 東山小学校体育館・運動場・学校東のとなりの森・かもが池
事業のねらい
 7年前、近辺の宅地造成から運動場の改修をおこなった際、公団所有のかもが池(学校の南に隣接)、学校東の森(となりの森)を環境教育の場とし東山エコプログラムをたちあげた。 このプログラムは、学校、行政(市役所環境課、生涯学習課)地域(自治会、地区社会福祉協議会、公民館)が協力しあい企画・運営をし、年に2回のイベントを中心に環境学習と親子ふれあいの場としておこなっている。
 イベントの柱は森・池の手入れ、自然のなかでの遊び、自然とのかかわりのなかでの食事の3つの柱からなっている。
配慮事項
 児童会が立てた企画を大切にし、児童の案を尊重しながら大人が支援していくことを原則にしている。
 開催日は土曜日とし、参加は自由で、本校の児童、保護者以外でも参加は可能としている。今回のイベントにも10名の他校の児童・保護者が参加した。
 イベントに関わる費用は、生涯学習課と地区社会福祉協議会からの補助金をあてて参加費用は徴収しない。
活動内容
〇手入れ
ビートルハウスの移転 秋のイベントでは、学校東の森(となりの森)で、枯れ木や落ち葉をいれてある柵を1ヶ所から2ヶ所にし移転することと、ここをかぶと虫のすみかとし、かぶと虫の幼虫を入れビートルハウスとした。
 作業は3つのグループ(A・B・C)に分かれ、Aはいれてある腐葉土をだす、Bはだされた腐葉土を新しいところに入れる、Cは落ち葉や枯れ木をあつめ入れた。
 また、この作業は、ボランティア団体「となりの森環境塾」の方々にサポートをしていただいた。

〇自然のなかでの遊び
木のキーホルダ作り 直径4cmほどの間伐材を、厚さ3mmほどにスライスした円形の木にスタンプ(モリゾウとキッコ ロ等)をおしたり、森で集めたドングリや枝や葉っぱで装飾した木のキーホルダー作りを行った。

〇食事
エコパン 木のキーホルダー作りの後、秋空のもと、エコパンとクリームシチューで食事をした。エコパンはパンの生地を竹に巻き付け、炭火でじっくり焼いたもので、「おいしい」と好評でおかわりもたくさんした。クリームシチューは瀬戸市の炊き出し用の鍋2基でおかあさん方のボランティアで用意をした。
活動の成果
 参加者が年々増え続け、このイベントを楽しみにしているとの声も聞く。土曜日に家族で自然に触れ、環境を良くしていく事の大切さを、体験を通して意識させていくことには意義があると思う。
 また、年に2回のイベントであるが、運営委員会(児童会・教師・行政・自治会・保護者からメンバーを構成)を合計8回ほど開催しているが、子ども達が、大人と同等の立場で参加でき、イベントの企画・運営の仕方を身をもって経験し、達成感・ 成就感等貴重な体験ができた。
今後の課題
 参加者が増えすぎて、池や森の手入れ等の作業をするのに支障がでてきた。遊びや食事に人気が集まっているが、原点にかえって森や池の手入れ・整備を中心のイベントにできるよう企画段階での話し合いをすすめてていきたい。
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