気圧の表し方

 気圧は3通りの表し方をします。地上付近の気圧の大きさを1気圧といいます。この場合の「気圧」は、大気の圧力ではなく、単位としての「気圧」です。

 気圧は圧力ですから、圧力の単位も使うことができます。圧力の単位は(kg重/平方cm)です。地上付近の気圧(1気圧)はだいたい1kg重/平方cmとなります。

 しかし、「気圧」や「kg重/平方cm」は、気圧の微妙な変化を表すには大きすぎる単位です。そこで、微妙な気圧を表すのには「hPa・ヘクトパスカル」という単位を使います。

 地上付近の平均的な気圧は、1013hPaとなります。hPaのhはヘクタール(ha)のヘクトと同じ記号です。パスカル(Pa)は圧力の単位ですから、Pだけが大文字になります。

 気圧は高度によって変わってきます。気圧を測定する地点の高さはそれぞれ異なっていますで、はかった気圧を海抜0mの気圧に計算し直して天気図に記入します。

1気圧の大きさ
マグデブルグの半球 大気圧が生じる理由

高さと気圧の関係

高気圧・低気圧 前線
等圧線 気圧の最初のページに戻る