マグデブルグの半球
地上付近では、気圧のため約1平方cmにつき1kg重の力を受けます。(1kg重/平方センチメートルの圧力) 地上にあるものは、この圧力(気圧)を受けています。中の空気を抜き、気圧による力の大きさを確かめる装置を「マグデブルグの半球」といいます。中を完全な真空にできたなら、直径を20cmの半球を引き離すのに、300kg重以上の力が必要になります。 |
写真の装置を「マグデブルグの半球」といいます。2つの半球を合わせると1つの球になります。左側の半球には中の空気を抜く部分がついています。 | |
真空ポンプという装置です。モーターの力で空気を抜くことができます。 | |
半球を二つ合わせ、真空ポンプで空気を抜いています。半球の合わせ目には空気がもれないように油が塗ってあります。 | |
空気を抜くと2つの半球はしっかりとくっついてしまいます。これはまわりの空気が半球を押しているためです。 | |
半球の中に空気を入れると、 | |
半球は簡単に割れてしまいます。中に入れた空気が内側から半球を押しているからです。 |
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