気温の測定

wpe34009.gif (46111 バイト)  気温は、一般に百葉箱で測られます。

 温度計は、イタリアのガリレオによって作られました。現在の基準は、1743年にスウェーデンのリンネによって決められました。

 温度の基準は、水が凍る温度を0度C、水が1気圧で沸騰する温度を100度Cとして決められました。

温度計のしくみ  

 温度計は、物体に熱が加わると膨張し、冷えると収縮する性質を利用したものです。ガラス管の中に水銀を入れた物が水銀温度計で、アルコールを入れたものがアルコール温度計です。

 現在は白金温度計がよく使われる。白金温度計は、気温を測る部分が白金でこれに電気が流れていて、温度によって、電気抵抗が変わることを利用したものです。

気温のはかり方  

 地上付近の気温は、地表面の影響を受けるので、地表に近すぎず、太陽が直接当たらず、照り返しもなく、風通しの良いところの地表から1.2m〜1.5mの高さで、測定を行います。

 積雪地帯では、積雪の深さに応じて、温度計の高さを上げ、雪面から1.5mの高さで観測します。

 学校などにある百葉箱は、上記の条件を満たすようになっています。

  気圧 湿度
雨量(降水量) 雲量 風向・風速
アメダス アメダス画像 天候の測定の最初に戻る