気温の測定
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気温は、一般に百葉箱で測られます。 温度計は、イタリアのガリレオによって作られました。現在の基準は、1743年にスウェーデンのリンネによって決められました。 温度の基準は、水が凍る温度を0度C、水が1気圧で沸騰する温度を100度Cとして決められました。 |
温度計のしくみ | 温度計は、物体に熱が加わると膨張し、冷えると収縮する性質を利用したものです。ガラス管の中に水銀を入れた物が水銀温度計で、アルコールを入れたものがアルコール温度計です。 現在は白金温度計がよく使われる。白金温度計は、気温を測る部分が白金でこれに電気が流れていて、温度によって、電気抵抗が変わることを利用したものです。 |
気温のはかり方 | 地上付近の気温は、地表面の影響を受けるので、地表に近すぎず、太陽が直接当たらず、照り返しもなく、風通しの良いところの地表から1.2m〜1.5mの高さで、測定を行います。 積雪地帯では、積雪の深さに応じて、温度計の高さを上げ、雪面から1.5mの高さで観測します。 学校などにある百葉箱は、上記の条件を満たすようになっています。 |
気圧 | 湿度 | |
雨量(降水量) | 雲量 | 風向・風速 |
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