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盛田義彦先生 |
○挨拶○(初対面)
ナバホ語 :「こんにちは佐々木です。あなたは?」 Yá'át'ééh.(ヤアテ) Sasaki yinishyé. Nishą'? (ササキ イニシエ、ニシャ)
クリーク語:「森です。よろしく。」 Mori os. Enhessetv(モリ・オ‐ス。インヒシタ)
○別れの挨拶○
ナバホ語 :「さようなら」 Hágoónee'.(ハゴオネ)
クリーク語:「さようなら」(対象が単数) Cehecares(チヒ‐カリ‐ス)
このクリーク語の挨拶は、相手が1人の時に言います。
もし相手が2人や3人(対象が複数)の時には、 「さようなら」は Cehecvkares(チヒ‐チャ‐カリ‐ス)です。
発音に関して説明すると、真ん中辺りに「v」の字が書いてありますが、これは母音を表していて「あ」という音です。
○お礼○
クリーク語:「ありがとうございます」 Mvto(マト‐)
ナバホ語 :「どういたしまして」Hágoshįį(ホゴシイ)
○数○(クリーク語)
1 hvmken(ハムキン), 2 hokkolen(ホッコ‐リン), 3 tutcenen(タッチ‐ニン),
4 osten(オ‐ステイン), 5 cahkepen(カ‐キ‐ピン), 6 epaken(イ‐パ‐キン),
7 kolvpaken(コラパ‐キン), 8 cenvpaken(チナパ‐キン), 9 ostvpaken(オスタパ‐キン),
10 palen(パ‐リン), 100 cokpe-hvmken(コクピハムキン),
1000 cokpe-rakko-hvmken(コクピ・ザッコ・ハムキン),
10000 palen-cokpe-rakko-hvmken(パ‐リン・コクピ・ザッコ・ハムキン)
100と1000を見比べて下さい。1000には「rakko(ザッコ)」という単語が接中辞で入っています。これは「大きい」という意味です。つまり、1000は大きい100と言っているのです。それから1万は、1000の「cokpe-rakko-hvmken(コクピ・ザッコ・ハムキン)」に「palen(パ‐リン)」が付いています。「palen(パ‐リン)」は10ですので、10×1000と言っているわけです。
○疑問のことば○
クリーク語:「これは何ですか?」 Naket hehcetska?(ナキット・ヒヒチチカ‐)
「Naket(ナキット)」が「何」です。「hehcetska(ヒヒチチカ‐)」が「これ」という意味の単語です。
クリーク語:「今、何時ですか」 Oketv owv(オキタ・オ‐ワ)
クリーク語:「午後9時です」 Hvse-vkerkv ostvpaken os(ハシアキ‐ルカ・オスタパ‐キン・オ‐ス)
「Hvse-vkerkv(ハシアキ‐ルカ)」は英語でいうo’clockにあたります。「ostvpaken(オスタパ‐キン)」は先ほどの数字のところで出てきましたが、9です。「os(オ‐ス)」は「〜です」という英語のbe動詞にあたるような単語です。