企画展「海外で愛された薩摩様式のやきもの サツマの輝き」
講座・イベント

イベント

 慶長3年(1598)に島津義弘に従って渡来した朝鮮の陶工が薩摩焼を始め、京焼などの技術を取り入れて発展します。特に白色土を用い、釉薬に細かな貫入を生じさせる白薩摩は、薩摩藩の御用品として洗練されていきました。

 慶応3年(1867)のパリ万国博覧会に出品された金彩の薩摩焼は、「サツマ」を欧米に広め、輸出の時代を築きます。その人気は、他産地での薩摩焼素地への上絵付や、薩摩様式での生産をもたらしました。東京や横浜、九谷、名古屋、京都、大阪、神戸、長崎でもサツマがつくられ、輸出されています。

 西洋で語り継がれた、東の果ての黄金島伝説 — 人々はサツマに、遥か東方へのロマンを重ね合わせたのでしょうか。本企画展では当館所蔵品から、鹿児島のほか各産地でつくられた、金彩の輝く輸出陶磁器「サツマ」をご紹介します。

 

 

開催期間

  1. 2024年 5月 24日から 2024年 8月 25日 まで
  2. 休館日:月曜日(祝休日の場合開館し、翌平日休館)
        夏期(8月13日〜8月16日)

開催会場

  1. 横山美術館

受講費用

  1. 【入館料】

    一般:1000円(800円)
    高・大学生・シニア65歳以上:800円(600円)
    中学生:600円(400円)
    小学生以下:無料
    *障がい者手帳をお持ちの方700円
    *( )内は20名以上の団体料金

申込み

  1. 申込先:
    横山美術館
    〒 461-0004 名古屋市東区葵1-1-21
    TEL:052-931-0006 FAX:052-931-0008

その他

  1. ギャラリートーク: 学芸員による展示(企画展・常設展)解説を行います。
    日  時:6月1日(土)、6月15日(土)、7月6日(土)、
         7月20日(土)、8月10日(土)、8月24日(土)
         各日13:30〜 1時間程度
    場  所:横山美術館展示室
    ※事前申込不要、要入館料
  2. ホームページURL: https://www.yokoyama-art-museum.or.jp/
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問合せ先

  1. 横山美術館
  2. 〒 461-0004 名古屋市東区葵1-1-21
  3. TEL:052-931-0006 FAX:052-931-0008
  4. E-Mail:2017@yokoyama-art-museum.or.jp

横山美術館

講座・イベント(3件)

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2024年 7月 21日(日)
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2024年 5月 24日から 2024年 8月 25日 まで

施設(1 件)