イベント
山本良比古は1960年代から90年代にかけて色鮮やかな油彩を制作し「虹の絵師」と呼ばれた画家です。山本は1948年に名古屋で生まれ、聴覚・言語・知的な障害があることから特殊学級のある中学校へ進学しました。山本はそこで、自身の制作活動に大きく手助けを得ることになる、当時特殊学級の担任であった川崎昂と出会い、以降川崎と二人三脚で活動してきました。
山本の絵画の特徴は、緻密な描写と点描による色鮮やかな風景です。当時のメディアは障害がありながらも卓越した絵画を制作する山本を「虹の絵師」や「第二の山下清」と呼んで話題にしました。しかし、同じく障害がありながら大衆に愛された画家山下清がそうであったように、山本は画家として美術業界のなかで正当な評価はされませんでした。
本展は山本良比古の中学生時代の初期の作品から、代表的な油彩のほか、素描や版画や陶器の絵付け、また近年再び筆をとり制作した新作などを一堂に展示します。そして、指導にあたった川崎昂が残した資料や、当時取り上げられたメディアの資料などを参照しながら、山本良比古の活動を振り返ります。
開催期間
- 2019年 9月 28日から 2019年 12月 26日 まで(毎週 日曜、水曜、木曜、金曜、土曜)
- 休館日
月曜日、火曜日、10月16日(水)、10月23日(水)、11月6日(水)
<※ただし 10月14日(月・祝)、10月22日(火・祝)、11月4日(月・休)は開館>
申込み
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申込先:
高浜市やきものの里かわら美術館
〒 444-1325 愛知県高浜市青木町9丁目6番地18
TEL:0566-52-3366 FAX:0566-52-8100
その他
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ホームページURL:
http://www.takahama-kawara-museum.com/
問合せ先
- 高浜市やきものの里かわら美術館
- 〒 444-1325 愛知県高浜市青木町9丁目6番地18
- TEL:0566-52-3366 FAX:0566-52-8100
- E-Mail:info@takahama-kawara-museum.com