創作人形劇「ぼくはこれがすき」



人形劇の視聴を通して自分の存在価値と自己肯定感を考える −創作人形劇「ぼくはこれがすき」の実践−

はじめに

 人権教育の目標とするところは、社会の中のあらゆる差別をなくすために人権尊重の気持ちや実践的態度を育成することです。こうした気持や態度は、幼少期から発達段階に応じて身に付けていけるようにすることが大切です。この調査研究の委託を受けるに当たり、小学校、特に低学年の児童に対し、どのようなことができるか考えることを出発点としました。そして、「自分や友だちのよさを考える」ことをテーマにした人形劇の作成に取り組みました。

人形劇のあらすじ

 主人公のサル君は、花ばかりに関心をもつ、ちょっと変わり者。周りからも、からかわれる存在。一方、ブタ君は勝負が大好きで勝つためにはずるいこともする。
 そんなブタ君が、サル君や友だちのタヌキ君、ウサギさんに順に相撲を挑んでいきます。ブタ君はズルをして勝っていきます。タヌキ君・ウサギさんは作戦を立ててもう一度挑みますが、勝つことはできません。その間サル君は、相撲で倒れた花の世話をしています。
 最後にカッパ君が登場します。ブタ君は相撲の勝負を挑みますが、歯が立ちません。しょげるブタ君に、サル君は花を直そうと誘います。ブタ君は花を直しながら、花のよさやそれを世話するサル君の気持ちを理解していく、というストーリーです。

教材データ

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制作

平成26年度
愛知人権ファンクション委員会
豊川市人権教育推進実行委員会