子どもの笑顔を守るために今 
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子どもたちとのコミュニケーション方法


  団塊の世代とその次の世代では、コミュニケーションが全く閉ざされているのが現状です。中には上手く子どもとも接することが出来る方もいますが、一般的に言うと私たちは子どもたちが理解できていません。なぜかというと、子どもたちのコミュニケーション方法と私たちの時代のコミュニケーション方法が違うからです。けれどもコミュニケーションの方法、仕方というものはすごく大切で、やはり子どもたちと一緒に活動したり、一緒にいて理解してあげることだと思うのです。
 また、自分がどういう価値観を持って社会と接しているかというメッセージを、常に子どもに言わなければいけないと思うのです。例えば戦争があった時、あの爆弾が落ちている光の下に多くの人が死んでいるかと思うと悲しいとか、ニュースキャスターがとんでもないことを言えばテレビに向かって私は怒ります。子どもたちは「ああ、うるさいなあ」と言いますが、言うことで子どもたちは自分の思いや考えていることが正しいか間違っているか、言われなくてもわかる耳をちゃんと持っています。そういう努力を私たちはしてこなかったのではないかなあと思います。よい大人も悪い大人もいる中で、どういう大人になろうか模索している子どももたくさんいると思います。その意味でも、私たちは常に行動しなければいけないと思うのです。私は大人だからいいということではなく、きちんとした生活をすることが子どもたちには何より大きな模範になると思うのです。
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