両立させよう仕事と子育て 
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 スキンシップを大切に
 −短いふれ合いに心をこめて−

1 愛情の伝達には、子どもに受け止められているという実感をもたせることが大切です。子どもの気持ちに理解と共感を示し、例えば一言のメモ、笑顔での会話、時折のみやげ、ほめるタイミングをはずさないことなど、温かい心づかいをしてやりましょう。折にふれて、親への信頼がより強まるような努力をおこたりなくしたいものです。

2 買物、食事の準備と後始末、家の掃除など、家庭で仕事を分担し合って、その結果を認め合うこと、時には作業を共にすることなどは、ふれ合いを深めます。

3 一日の終わりには、ゆったりした気持ちになって床に就けるように話し合いのひと時をもちたいものです。

1 子どもは自分のことを親が分かってくれていると思っているでしょうか

(平成7年 総務庁青少年対策本部「子どもと家族に関する国際比較調査」による)

2 子どもとよく会話をしていますか
  15歳未満の子どもを持つ親を対象
(平成7年 総務庁青少年対策本部「子どもと家族に関する国際比較調査」による)

 仕事を持つ親は、どうしてもふれ合いの時間や家族のためにする時間が短くなります。そこで、短いふれ合いの時を生かす工夫をしたり家庭の仕事を分担し合ったりなどして、子どもとの心のつながりをしっかりもちたいものです。
 子どもは、時には、甘えたい気持ちになることもあります。疲れているからといって、信頼関係をこわすような冷たいあしらいを避けて、やさしく受け止めるようにしましょう。

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