時間も超えましたからここでやめにしますが、本当は最後に「がんを防ぐための12カ条」を言うべきなのでしょうが、その12カ条を神に誓って100％守ったからといって、がんにならないという保証はないのです。ただ、その危険度が減るということは言えると思いますが、どのぐらい減るかを数字で出せというと言えないのです。でも、減るはずだという程度のお話なのです。
それよりも皆さん方にもっと身近なことは、がんになるものはしょうがないので、なってもそれで死なないということです。少なくとも100歳まで生きてと言っているわけですから、100歳を超えてからがんで死にましょう。
冒頭で申しました大切なこと２つというのは、とにかく一番大切なことは、がんには症状がないということ。もう１つは、定期検診をして症状がないうちに見つけるということ。これをしていれば、がんは怖くありません。以上でございます。ご質問がありましたら、どうぞご遠慮なくお聞きください。失礼しました。