飛行機から見た雲

 飛行機の窓から外を見ていると、最初に雲が上のほうに見えています。そして、しだいに雲に近づき、やがてその中に入ります。雲の中は、まるで濃い霧のようです。

 そして雲を抜けると、青い空が広がり、眼下に雲が見えます。国内線では、時としてまだ上の方に薄い雲(巻雲など)が見えることがあります。

 だいたい、雲は地上 数百mから十数kmの間に位置していますから、飛行機の高度と雲の様子によっては、完全に雲の上に出てしまうこともあれば、まだ飛行機の上に雲があることもあります。

 また、飛行機に乗っていると、飛行機が急に沈んだり、がたがたしたりすることがあります。空の上の方でも時として空気の流れが一定ではなく不安定になっていることがあります。激しい上昇気流があったり、下降気流があったり、強い風が吹いていることがあります。

  このために、私たちはいろいろな雲を見ることができるのです。飛行機のまどから見た外の様子を下に表します。途中真っ白になっているところは、雲の中に入ったときです。

積雲状の雲 層雲状の雲 巻雲
雲のできかた 雲を作ろう(実験) 雲の最初のページに戻る