はじめの曲は「大神楽」です。この曲は、氏神様である山神社と浅間社の祭礼の際に奉納するもので、収穫ができたことを感謝し、併せて世の中が平和であることを祈願する意味が込められています。山車が進む道中では、平坦な道で山車を曳くときに演奏し、その音色は堂々としています。
　次は「車切り」です。町角を曲がるとき、坂道を曳いているときなどに演奏します。最も親しめる曲です。

　　続いて、三番叟です。３人の隠れ遣いによるもので、三番叟人形を一糸乱れずに踊らせるところが見所です。最後は、「早神楽」です。この曲は、躍動感のある曲で、山車の方向転換、或いは神社に入るときに演奏します。曳き手一同の最大の見せ場であり、勇壮な山車の動きを盛り上げるテンポの速い曲です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　【出演団体】　　碧南市鶴ヶ崎区山車保存会