愛知県ビデオコンテンツ 平成18年 愛知県民俗芸能大会
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 ◆ 三河の田楽 - 新城市門谷字鳳来 -               昭和53年5月22日  国指定

 1300年ほど前、鳳来寺山を開いた利修仙人は309歳で亡くなるとき、それまで使ってきた3匹の鬼に、鳳来寺の守り神になるよう言い含めて首をはね、本堂の下に埋めたと言われています。
 その鬼の供養のために田楽を始めたといわれていますが、もともと鳳来寺では、お正月に修正会、別名「おこない」といって、前の年の罪や穢れを祓う行事をしています。


  そして、最後の慰労の意味を込めた余興の中で、五穀豊穣、天下泰平の祈願をこめて一連の稲作をまねした田遊び、豊作の喜びを一足先にしてみせる予祝田楽踊り、豊凶の占いをする矢納めなど28番を舞います。現在は、毎年正月三日、鳳来寺本堂前の田楽堂で行っています。
 最後の「惣田楽」は、鳳来寺田楽の中で一番賑やかでその楽しさが伝わってきます。
                      【出演団体】  鳳来寺田楽保存会


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