現代哲学からのアプローチ・・・「グローバル化する現代と伝統文化」 
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「不安」と「不信」のジレンマを克服する枠組みとして「信頼システム」の構築は可能か



哲学とは?
 実は、「不安」という気分、雰囲気の中で生きているのです。それが現代の哲学において、重視されています。現代人の気分は、根本的な不安ですが、しかしそれは、同時に「不信」という形で社会性を失う動きになるのです。そして、不安を解消する意味で、社会における「信頼」が、いかにして構築されるかと、いろいろな思想家・文化人が言うようになりました。
 「信頼のシステム」を伝統を手がかりに構築することができるかどうかを考えて見たいと思います。

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