分類:文化
昭和美術館は、昭和期に産業の発展に努めた創設者の後藤幸三(1881年〜1977年)が生前住まいとしていた「南山寿荘」と、自ら収集した日本の書や茶道具など約800点の収蔵品の保存と公開を通して文化の発展に寄与する目的で昭和53年に設立された私設美術館です。
名古屋の八事にほど近い閑静な住宅地にあり、敷地内には美術館本館、そして本館の奥には池を中心とした庭が広がっています。庭園内にはいくつかの茶室などが移築され、四季折々の様子が楽しめます。
移築された建物のひとつ「南山寿荘」(なんざんじゅそう)は、江戸時代末期に尾張藩家老で大名茶人としても知られる渡辺兵庫規綱(又日庵・ゆうじつあん)の別邸として建立された邸宅の、茶室(捻駕籠の席・ねじかごのせき)と書院部分が昭和10年に移築されたものです。江戸期の大名の別邸の様子をよく伝えるものとして愛知県指定文化財となっています。
美術館設立当初に建てられた昭和の雰囲気あふれる本館では展覧会を年に3回おこない、季節に合わせた雰囲気をお楽しみいただけます。(常設展はありません。)
茶会、各種会合展示会等にお使いになれる茶室及びホールなどの貸し出しも行っております。
■ 開館時間:午前10時〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
■ 休館日:毎週月・火曜日(但し、祝日を除く)、展示替え期間中(夏期、冬期)
所在地
- 〒 466-0837 名古屋市昭和区汐見町4−1
- TEL:052-832-5851 FAX:052-832-5851
交通案内
- ■市バス
【金山発】金山12 妙見町行⇒上山町下車、北へ
【金山発】金山16 瑞穂運動場東行⇒藤成通5丁目下車、東へ
【金山発】金山11 池下行⇒藤成通5丁目下車、東へ
【栄 発】栄 20 瑞穂運動場東⇒檀渓通3丁目下車、南3筋東へ
■地下鉄
鶴舞線いりなか駅下車2番出口杁中交差点を南西へ徒歩15分
名古屋駅より桜通線にて桜山駅下車、タクシー乗車で約6分
その他
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入館料:
一般600円、学生500円、高校生以下無料
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ホームページURL:
https://www.shouwa-museum.com/index.html