豊田市自然観察の森は環境省が指定した全国10カ所の自然観察の森の一つです。豊田市の中心市街地の東北東約4kmに位置し、面積は約28.8ha、標高70〜140mの丘陵地にあります。一部は愛知県国定公園に含まれており、希少種、固有種を含めた多くの動植物が生息、生育しています。豊田市が制定した豊田市自然観察の森条例に基づく管理規則により、採集禁止などの保全策がとられ、良好な自然環境が維持できるよう保全管理しています。また、身近な自然環境の中で自然観察の指導と普及を目的に、植物、昆虫、野鳥など、さまざまな分野で観察会や企画展などを行っています。あわせて自然保護学習の推進と、自然保護思想の普及および高揚、自然環境の調査研究、その他自然保護学習の推進と啓発を行うことを目的として設置した施設です。 指定管理者:公益財団法人 日本野鳥の会