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動物園に研究スタッフが在籍するというのは、日本ではとても稀なこと。でも動物園は博物館の一形態であり、内外の研究者によって、日々さまざまな研究がおこなわれています。わくわくするような研究活動の一端を、みなさまにもお伝えします!参加費無料&事前申込不要ですので、お気軽にご参加ください。石川県側の白山・手取川上流域は深い渓谷が刻まれ、ここに雪が積もると、対岸の白い斜面に茶色いテンテン(サルの群れ)が容易に観察できます。ここでは1960年代から当時日本モンキーセンターの研究員だった伊沢紘生先生らによって調査が開始され、現在も続いています。ニホンザルの野生群がこれだけ長期にわたって調べられているフィールドは貴重です。豪雪の中のラッセル、雪崩の回避、逆に雪が少なく“黒山”になってしまう問題など、毎年調査に参加しているとさまざまな苦労や発見があります。このミュージアムトークでは2016年から調査に参加している赤見が、白山調査の歴史と、冬季調査体験談をご紹介します。