土の中に埋もれた土器や石器など、大昔の人たちが使った遺物を埋蔵文化財とよんでいます。遺跡から出土するこれらの埋蔵文化財は、それぞれの地域や日本の歴史を明らかにしていくうえで、欠くことのできない資料となっています。近年、道路建設や住宅地造成などの土地開発により、遺跡の保護が難しくなってきました。愛知県埋蔵文化財センターは、埋蔵文化財の調査研究や整理保存を行い、保護思想の普及啓発をすすめていく機関として設置されたものです。
弥富市
〔 その他生涯学習関係施設 〕
代表者:愛知県埋蔵文化財センター長 高橋寿人
設立:昭和60年4月
構成人員:25名
活動内容
1埋蔵文化財の調査研究
遺跡の発掘調査や分布調査・確認調査を行い、報告書を作成しています。
2埋蔵文化財の整理保存
発掘調査による出土品や調査記録類を適切に保存しています。
3埋蔵文化財についての指導・研修
市町村が行う調査に対し指導・助言したり、研修会を開いたりしています。
4埋蔵文化財の活用・保護思想の普及
出土した土器や石器などを展示したり、埋蔵文化財に関する冊子を発行して、保護思想の普及に努めています。
連絡先
〒 498-0017愛知県弥富市前ヶ須町野方802番24
TEL:0567-67-4163 FAX:0567-67-3054