○プレートがはね上がる
 海のプレートが大陸のプレートの下に沈みこむと、大陸のプレートは引きずりこまれ、ひずむ。ひずみが限界に達すると、大陸のプレートがはね上がり、地震となる。これが海溝型地震である。
 ※プレート型地震ともいう。
↓大陸のプレートのはね上がり





○海溝型地震の特徴
 ・規模が大きくて、揺れる時間が長い地震になりやすい。
   →広範囲のプレートが動くため
 ・初期微動継続時間が長い。→震源が陸から遠いため
 ・津波が発生する。→震源が海の下のため
 ・周期が短い。→場所によっては100年ごと程度




↓揺れ方を見る(地表)


↓揺れ方を見る(20階)


○日本とプレート
 日本列島は、ユーラシアプレートと北米プレートという大陸のプレートに乗っている。この下に、フィリピン海プレートと太平洋プレートが沈みこんでおり、地震発生の原因となっている。




↓日本近郊のプレート


○過去の主な海溝型地震
 1923年 関東大震災
 2003年 十勝沖地震
 2004年 スマトラ沖地震
 2011年 東日本大震災