○活断層でずれる
 プレートテクトニクスによって、岩石に押す力が加わり、岩盤がひずむ。力に耐えきれなくなった岩盤が、活断層などの弱い部分でずれ動き、地震となる。これが活断層型地震である。
 ※直下型地震ともいう。
↓押す力による岩盤のずれ




○活断層型地震の特徴
 ・初期微動継続時間が短く、被害が大きくなりやすい。
   →震源が陸で、浅いため
 ・周期が長い。→場所によっては1万年ごと程度
 ・海溝型地震と連動することもある。



↓揺れ方を見る(地表)


↓揺れ方を見る(2階)




○日本の活断層
 大陸のプレートの端にある日本には、多くの活断層が存在する。存在が確認されていない活断層もあると考えられる。




↓東海近郊の活断層

出典:産総研地質調査総合センターウェブサイト
(https://gbank.gsj.jp/activefault/cgi-bin/search.cgi?search_no=j024&version_no=1&search_mode=2)


○過去の主な活断層型地震
 1945年 三河地震
 1995年 阪神淡路大震災
 2004年 新潟中越地震
 2016年 熊本地震