「学びネットあいち」学習コンテンツガイド文化・芸能を学ぶ第54回近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会>車大歳神社の翁舞




くるまおおとしじんじゃのおきなまい
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車大歳神社の翁舞(兵庫県) 車大歳神社翁舞保存会 国指定重要無形民俗文化財

所在地

 兵庫県神戸市須磨区車

行われる時期・場所

 1月14日 車大歳神社

伝統文化の内容

<由来及び沿革>
車大歳神社の翁舞は、現在「車大歳神社翁舞保存会」が保存・伝承している。地元では、「お面式」「能面の式」「お面の行事」あるいは、単に「お面」と呼ぶこともある。行事の創始に関する資料や伝承はないが、少なくとも江戸時代末より行われていた。当地区の家の戸主は隠居するまでには一度はこの神事を営む「頭宿」(やど)を勤めなければならないとされている。

<現在の組織>
従来は車地区の協議会や老人会により伝承されていたが、昭和49年4月1日に協議会会員により保存会が設立され運営されている。

<衣装・楽器>
宿1名、大夫1名、三番叟1名、露払1名、大鼓1名、小鼓2名、笛2名、地謡4名、神主1名

演目

「露払い」「翁舞」「三番叟」「父尉」

芸能

1月14日の午前、神前においてこの神事を奉仕する人たち又翁舞保存会の役員はお祓いを受け、神事を無事に舞い納めることを祈願し、本殿に祀る神面3面を受け、行列を組んで「頭宿」に持ち帰り、縁側より入って床の間に収める。
午後6時ころ各員装束を整え、縁側から「頭宿」に入り最後の稽古の「試し舞」を行う。午後7時、行列を整え、提灯で足元を照らしながら宮入し、拝殿において宮司によるお祓いを受けた後、御神酒をいただき、笛の音色と小鼓の調べで約1時間、翁舞を奉納する。
この舞は呪術性が強く、車大歳神社のご神体として祀られている神面を使って「天下泰平」「国土安穏」「五穀豊穣」を祈願するものである。現在一般に演じられる翁舞と比べて「父尉」の部分が多く、四部構成で演じられる。

分布

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