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ふるさとの歌舞伎 「源平咲分牡丹 重忠館の場」 


ふるさと歌舞伎「源平咲分牡丹重忠の館の場」


小原歌舞伎保存会
平成23年12月4日(日) 愛知県芸術劇場大ホールにて上演
≪1時間34分≫

<あらすじ>

 時は屋島の合戦での平家没落後、源頼朝の重臣 畠山重忠の館には、平維盛の一子六代君が捕らわれていました。

 重忠の妻 奥柴は、夫の帰りが遅いことを案じています。しばらくして重忠が館に戻ってきますが、顔色が良くありません。奥柴がその理由を尋ねると、重忠は、主君源頼朝から今宵のうちに六代君を討ち、その首を差し出すよう命じられたことを打ち明けます。そして、景清の妹である妻奥柴に、紅白の牡丹の花になぞらえて六代君を討つように謎をかけます。もともと平家の身でありながら、夫の面目を立てようと六代君を討つことを決心する妻の本心に打たれた重忠は、六代君を助けることにします。

 そこへ諸国遍歴をしていた景清が訪れます。重忠の館に六代君が捕らわれていることを知った景清は、平家再興のために六代君を連れて逃げようと計画します。

 その夜、重忠の誘いで館に泊まることとなった景清は、重忠と酒を酌み交わし、牡丹の花になぞらえて源平の盛衰を語り合います。しかし、景清は、花になぞらえて素性を探ろうとする重忠に腹を立て、六代君を奥の御殿から連れ出そうとします。そこを重忠に見つかり、三保谷に追い迫られて対決をしますが、重忠の情けのある計らいにより、またの再開を約束して別れるのでした。


<小原歌舞伎保存会>

 小原歌舞伎(豊田市無形民俗文化財)は江戸時代中期、神社に奉納する素人の地芝居として始まったとされています。こうした地芝居は明治・大正・昭和初期にかけて盛んに行われましたが、地域の過疎化や娯楽の多様化などにより、昭和35年の講演を最後に上演されなくなりました。そこで、歴史ある郷土芸能を伝承・保存するため、昭和50年に「小原歌舞伎保存会」が発足し、現在まで活動を続けています。
 保存会では、振付・義太夫・三味線を自前で行い、昔ながらの小原独特の型を大切に守りながら伝統を受け継いでおり、毎年5月の最終日曜日と10月下旬の日曜日には、小原交流館 ザ・小原座(豊田市)で定期公演を行っています。
 

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