愛知県ビデオコンテンツ 平成21年度 愛知県民俗芸能大会 〜田原市大会〜
目次へ戻る

  みかわまんざい
三河万歳

 演芸やテレビなどでおなじみの「漫才」は、江戸時代の「万歳」が元祖です。
 万歳は、『新しく来る年がよい年となりますように』という願いを新春の寿詞(ことほぎ)の台詞(せりふ)にこめて舞う正月の祝福芸です。二人の万歳師の滑稽(こっけい)な会話が見ている人の笑いを誘い、それが福をもたらすと考えられていたのです。
 三河の万歳師たちは徳川家の庇護(ひご)のもと、関東一円で幅広く活躍しました。そのため江戸では、「万歳」といえば三河万歳のことを指すほどでした。安城の三河万歳は、西尾市、幸田町の三河万歳とともに、平成7年に「国指定重要無形民俗文化財」の指定をうけています。

 安城の三河万歳は現在では、30名の保存会員で演じられ、また丈山小学校、西中学校、安城農林高校等では、郷土の伝統芸能保存のためにクラブを結成し演じられ、守られています。
 このように『安城の三河万歳』は「国指定重要無形民俗文化財」【三河万歳】保存のため活躍しています。

【出演団体】 安城の三河万歳保存会
        愛知県立安城農林高等学校郷土芸能部(安城市)

★ 映像を見るには、下の 「 START 」 をクリックしてください。★

←もどる 目次 すすむ→