山車文楽の奉納上演は隔年ごとの5月2日、3日の知立まつり大祭に行われ、5両の山車が各町内を巡行して神社境内に曳き出され、山町・中新町・本町・宝町の山車で人形浄瑠璃が、西町の山車では、からくり人形芝居が約300年前から行われています。
祭礼に曳き出される山車の上に人形を飾りつけたり、その人形をからくりによって動かしてみせることは、全国各地に伝承されておりますが、知立の山車文楽とからくりは、同一の山車の上層と下層で、からくり人形芝居と人形浄瑠璃を、それぞれ演ずるという珍しい形態として平成2年に国指定重要無形民俗文化財に指定されました。
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