愛知県ビデオコンテンツ 『六千両後日文章』 重忠館の段
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  あらすじ紹介

 平家滅亡の後、源氏の重臣・畠山二郎重忠は平家の血を引く六代御前を捕えていました。重忠は頼朝公に六代の助命を嘆願していましたが聞き入れられず、今日中に首を差し出せとの厳命が下りました。館へ戻った重忠は、平家方出身の妻・道柴に紅梅の花にたとえて謎をかけます。
 道柴は、固く口を閉ざし自らの素性を明かそうとしない六代をやむなく折檻(せっかん)し、「平家を捨て去れ・・・」との夫重忠の真意を悟るのでした。


 折りしも、上使として梶原平次景高が首桶(くびおけ)を持ってやってきます。日頃から重忠に敵対する景高は、ニセの御墨付きをもって重忠に六代の首を切らせようと謀略(ぼうりゃく)を企てたのです。
 夕闇の中、修験者(しゅげんじゃ)に姿を変えた平家の落武者・悪七兵衛景清は重忠の館に一夜の宿を乞(こ)います。道柴の言葉から六代御前が囚われていることを悟り、重忠と腹の内を探りあいます。


 重忠に謀略を見抜かれた景高が逃げ帰っていくと、奥から正体を現した景清が六代を救出しようとしてあらわれ、道柴に向かって平家敗走の物語を語ります。再び源氏に向かって戦いを挑もうとした景清でしたが、頼朝の威光の前に屈し、自らの両眼をくり抜くと日向(ひゅうが)の地へ落ちていくのでした。
 六人の千両役者(景清・重忠・道柴・三保谷・梶原・頼朝)が登場する平家滅亡の後日談。大鹿村のみに残る貴重な外題(げだい)です。敗者のヒーロー景清が大暴れします。 
 


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目 次

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