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今から約800年前の源義経追討の宣旨が下された文治4年(1188)に創設されたと伝えられる塩澤日吉神社の境内に、「参集所」と呼ばれる木造平屋建の地芝居(農村歌舞伎)舞台が建てられていました。この建物は安政6年(1859)に建てられた拝殿で、その後、昭和2年に移築され、130年にわたり祭礼時の奉納芝居や行事が演じられてきました。しかし、長年の風雪による老朽化が激しく、平成4年(1992)村人に惜しまれながら解体される運命となりました。現在、参集所の跡地には、新たに「塩澤構造改善センター」が建設され、ここの大集会室がそのまま祭礼奉納芝居の舞台として青年歌舞伎・子供歌舞伎が演じられています。 |
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