(1)共に生きる社会をつくるために
ア 障害は身近なもの私たちは、障害者も健常者も共に生きる社会を作るために、まず障害者を理解することが大切です。そして、「障害は誰にでも生じ得る身近なもの」、「外見ではわからない障害もある」こと、また「障害は多種多様で、同じ障害でも一律ではない」ことを認識すべきだと思います。障害者は、障害故に不自由です。しかし不自由であっても、人間としての尊厳は健常者と同じように認められたいと願っているのです。
イ 忘れてはならないこと
だからこそ、障害者に接するとき、私たちには忘れてはならないことがあります。困っている障害者を見かけたら、「何か私にできることがありますか?」と一声かける勇気をもつことです。また、「障害があるから」と決め付けず、個性や能力を見極め、生かす手立てを考えるべきなのです。そうすれば、誰もが人格と個性を尊重し合える共生社会が実現するのではないでしょうか。
ウ ともに生きていく
