◆ 父の夢の継承 |
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大学を卒業した喜一郎は、父佐吉の経営する豊田紡織株式会社に入社しました。当初佐吉は、喜一郎には技術者としてではなく経営を学ばせたいと考えていました。 |
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しかし、機械が好きな喜一郎は自動織機の研究や改良に熱中するようになりました。始めは大反対だった佐吉もその情熱と才能を認め、機械の設計をすることを許してくれるようになりました。 |
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その後佐吉は、長年にわたる発明の功績を認められ、勲三等瑞宝章を授与されました。そのお祝いの席で、喜一郎は佐吉の自動車づくりの夢を始めて聞かされました。 |
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昭和4年9月、喜一郎は自動織機の特許を譲るためにアメリカとイギリスへ行くことになりました。アメリカに着くと喜一郎は特許の仕事を他人に任せ自動車工場を見て回りました。 |
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喜一郎が帰国して間もなく佐吉が亡くなりました。 |
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