愛知県ビデオコンテンツ 鈴木正三物語
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 ◆ 「万民徳用」の教え
修行中の正三  正三は武士を捨て出家を決意しました。周囲は猛反対しましたが、人々のために仏の教えを広めたいという正三の決意は固いものでした。
 これを知った将軍秀忠は、正三を思いやり「旗本職の引退」という扱いにし、正三と鈴木家を救いました。

 正三は人が生きるということはどういうことかを考える、厳しい修行に打ち込みました。
 そして修行を重ねた正三は、自分の思想を「万民徳用」という教えにまとめ人々に示しました。これは「仏の教えとは特別なものではなく、広く世のため人のためを考えて毎日自分の職業に励むことが仏の心につながるのだ」という教えでした。人々は、自分の仕事が多くの人の役に立っているという自信や満足感が持て、正三の教えをとても喜びました。
正三の教えを聞く人々

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