湿度を計算で求める

 空気は、温度によってふくむことができる水蒸気の量に限りがあります。この量を飽和水蒸気量といいます。

 湿度というのは、この飽和水蒸気量に対してどれだけ水蒸気が含まれているかを%で表したものです。湿度が低いというのは、この%の数値が低いということですからまだまだ水蒸気を含む余裕があるということです。逆に湿度が高いというのは、もうあまり水蒸気をふくむことができないということになります。

 湿度を求める式は、次のようになります。

 (湿度%)(その空気1立方mがふくんでいる水蒸気量)

           ÷(その温度の飽和水蒸気量)×100

 

(湿度%)、(その空気1立方mがふくんでいる水蒸気量)、(その温度の飽和水蒸気量)のうち2つがわかっていれば、残りの1つは計算できるのです。