愛知県ビデオコンテンツ 平成22年度 愛知県民俗芸能大会 〜知多市大会〜
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  おわりまんざい
尾張万歳

 尾張万歳は鎌倉時代長母寺(現名古屋市東区矢田町)の無住国師が経文に節を付け授けたと言われ、当時の寺領であった知多地方へ広まり、いつしか貧しい農民の数少ない娯楽として、また農閑期の出稼ぎとして伝えられてきました。尾張万歳は、宗教的色彩の強い五万歳を基本に数多くの演目が生まれ、そのひとつである音曲万歳は、現在の上方漫才のルーツと言われています。

 江戸時代末期には、鼓に三味線と胡弓を加え、3つの音色で歌舞伎や浄瑠璃の演目を取り入れた三曲万歳が演じられるようになりました。
 おなじみの御殿万歳に加え、この三曲万歳から「仮名手本忠臣蔵 三段目・足利館裏門の場」が収録されています。保存会の若手が中心となって演じる舞台をぜひご覧ください。

【出演団体】 尾張万歳保存会(知多市)

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