愛知県ビデオコンテンツ 平成22年度 愛知県民俗芸能大会 〜知多市大会〜
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   のだあまごいかさおどり
野田雨乞笠おどり

 野田の雨乞笠おどりは、野田史料館の古文書によると、今から約280年前の正徳2年(1712)野田八幡宮において雨乞いの祈願が行われた記録が残されています。その後、田植え前後の干ばつに苦しめられた年ごとに、雨乞いの祈願が行われていました。
 昔からこの地方は農業主体の地域であり、この地方で田植え前後の干ばつは農民の死活問題です。そこで雨乞いが行われ、恵みの雨を頂いた農民たちは嬉しさのあまり、まだ雨の降っている中をすげ笠をかぶり外へ出て踊りまくって喜びを現した、その姿が野田雨乞笠おどりの起源になっているようです。

 昭和17年の大干ばつを期に中断したものの、昭和55年に保存会が結成され、昭和59年刈谷市無形民俗文化財の指定となりました。

【出演団体】 野田雨乞笠おどり保存会(刈谷市)

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