愛知県ビデオコンテンツ 平成22年度 愛知県民俗芸能大会 〜知多市大会〜
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  さいばらさくらびと
催馬楽桜人

 雅楽には謡物、管絃、舞楽の3つの演奏形態があります。催馬楽は謡物の一種で雅楽器を伴奏とする声楽曲で、平安時代に日本各地の民謡がもとになって生まれました。名古屋で催馬楽「桜人」の譜が発見され、復元されたのが昭和30年頃です。ここでいう桜は南区桜台、桜本町、元桜田、霞町あたりをさします。「さくらびと、その舟ちぢめ、島つ田をとまち(十日)つくれる、見て帰り来んや、そよや、あす帰り来んや、そよや」という内容ですが、「島つ田」は、天白区の島田あたりです。

 催馬楽桜人保存会では、名古屋で唯一発見された雅楽曲、「桜人」を保存していくと同時に、日本最古のオーケストラと伝えられている雅楽演奏を数多く行っています。毎年、宮内庁楽師より直接指導を受け、雅楽普及に努めています。

【出演団体】 催馬楽桜人保存会(名古屋市)
        

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