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平成19年度 愛知県民俗芸能大会 〜津島市大会〜
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知立の山車文楽とからくり
知立の山車文楽は、260年前から知立に伝わり、山車の引き出し舞台で上演される文楽としては、全国唯一の存在としてその名が知られています。今回映像でご覧いただきます傾城阿波鳴戸は、近松半二らの作で、夕霧伊左衛門の話に阿波の国主・玉木屋のお家騒動をからませた十段形式の世話物です。
十郎兵衛は、紛失した刀を捜すため、盗賊になって大坂に住んでいました。女房のお弓は、家にきた巡礼が国もとへ残してきた娘のおつると知りますが、ここで親娘と名のっては、災いがふりかかると思いおつるを追い返しますが、思い返してあとを追います。お弓がわが子と知りながら、盗賊の一味であるがため災いが降りかかることを恐れて、巡礼のおつるを追い返すところが最も有名です。おつるの述懐が哀れで涙を誘い、追い返したあとのお弓の口説きで最高潮に盛り上がります。
【出演団体】知立山車文楽保存会
映像を見る・・・<約2分16秒>
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