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西澤真蔵物語
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真蔵の新たな決意
明治22年、真蔵とともに工事にかかる資金を出していた時田ら4人の仲間たちが工事から手を引くと申し出てきました。工事は思っていたよりも資金がかかり、予定していた資金のほとんどを使い果たしていたのでした。しかし、真蔵は「水を引きたい」という一身で、賃金も受取らずに働いている農民の姿を目の当たりにし、いつしか儲けなど関係なく「農民のために用水を作りたい」と思うようになっていました。こうして仲間は去り、愛知県も工事から手を引いてしまいました。それでも真蔵は工事をやめようとはしませんでした。
一年後、苦難の末、枝下から西山室までの全長21キロが完成しました。
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