愛知県ビデオコンテンツ 黒沢田楽
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 ◆ <田遊び>の部 -3-
あわとり  「あわとり」

竹の先に木片をつるして粟に見立て、中央の太鼓の上で駆る所作を三度行う。

 「あずき」

檜の木片をあずきに見立て、木の枝につるす。これを天井に打ち付けて飛び散らすと参拝者は競って拾い合う。家の神棚に供えて豊作を祈る
あずき

まめ  「まめ」

「まめ」も「あずき」同様天井に打ち付けて飛び散らす。つるす木片は「あずき」より少し大きく、先端は斜めに切られている。

 「いもとり」

「いも」は切った丸木である。茎は紙を巻いた藁、葉は竹に紙を挟んだものである。
いもとり

としのみ  「としのみ」

「としのみ」のうたぐらを三度詠みながら、「さんばそう」で使われた紙で雑穀を包む。平年は12、閏年は13

 「いなぼら」

三合三尺の飯を盛り上げた「いなぼら」つまり碗を頭の上にささげて太鼓の上にうずくまる。「いなぼら」のうたぐらを唱えながら、順次高く差し上げていく。
いなぼら

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