愛知県高等学校文化連盟
文芸専門部紹介

「HEAVEN‘S  WHITE」　愛知県立天白高等学校

　
　天白高校の文芸部では、小説・詩などの文章を書くことが好きな人たちと、イラスト・まんがを描くことが好きな人たちが一緒になって活動しています。特に昨年と今年では部員がかなり増え、ますますにぎやかな部活になりました。

主な活動は、年２回の部誌発行、文化祭での作品展示、他校の文芸部との交流などです。他に、部員全員が同じ本を読んで意見を交換し合う読書会なども行っています。２回の部誌発行のうち１冊は文化祭で販売し、ここ数年間完売しています。（「Vol.24」上の写真）

今年は昨年度にも負けず劣らず部員が多かったため、１作品あたりのページに制限を設けるなど調整が大変でしたが、なんとか収めることができました。基本的に表紙・裏表紙はオールカラーで印刷すると決めており、他校でも評判です。作品は１年、２年の順に並べ、あとがきは全員が手書きで書いています。

作品のジャンルは小説・詩をはじめ、イラスト・漫画など幅広く、部活の性質上イラストが目立つ作りとなっていますが、最近ではイラスト専門だった部員が小説・詩作りに挑戦するなど新たな分野に足を踏み入れる傾向も見られ、今後にも期待ができそうだと感じています。

「HEAVEN’S WHITE Vol.23」（下の写真）

こちらは現在の２・３年生で製作し、今年の冬に発行したものです。

当時の２年生はこれが最後の部誌ということで、それぞれ２人１組になって小説に挿絵を描くというコラボレーション企画をしました。普段は個人で制作していますが、感性の異なる２人が１つの作品を共同して創作することによって、また新たな面白さや楽しさを感じることができました。イラストを描く部員の多い、天白ならではの試みだったように思います。

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