イベント
茶会を主催する亭主が多くの客を招く大寄茶会とは異なり、中心となる客・正客を定め相客を考えて案内を出す茶会は「茶事」といい、特に正午に招き懐石料理を伴う「正午の茶事」は茶事の基本となります。亭主の迎えを受けて入席し、炉や風炉に炭をつぐ初炭ののち懐石と菓子が供されると客は一旦外へ退出、その間に亭主は濃茶の準備をします。再び客が入席すると亭主は濃茶を点て、さらに炭をつぎ、最後に薄茶を点てるという流れで進行します。
今回の茶道具展では、こうした正午の茶事の進行に沿った内容で、席入り前に用いる円座や煙草盆、手焙(てあぶり)などの露地用具や、炭手前に用いる炭道具一式、さらに向付や鉢など懐石の器に加え、中立ち後に客を再び茶室に案内するために数回打ち鳴らす銅鑼(どら)など、例年はほとんど展示しないものも含めてご覧いただきます。正午の茶事を経験した方はもとより、大寄茶会にしか参加されたことがない方も茶事の概略が理解できるよう、展示を通じて茶事に招かれたような雰囲気をお楽しみください。
開催期間
- 2021年 9月 4日から 2021年 12月 5日 まで
開催会場
- 桑山美術館
受講費用
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一般500円 中高大学生300円
障がい者手帳お持ちの方および同伴者は無料
申込み
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申込先:
桑山美術館
〒 466-0828 愛知県名古屋市昭和区山中町2−12
TEL:052-763-5188 FAX:052-763-5278
その他
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ホームページURL:
http://www.kuwayama-museum.jp
問合せ先
- 桑山美術館
- 〒 466-0828 愛知県名古屋市昭和区山中町2−12
- TEL:052-763-5188 FAX:052-763-5278
- E-Mail:kuwayama-museum@helen.ocn.ne.jp