静物へのまなざし
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画業前半は静物画家として、渡欧を経た画業後半は風景画家として、二度の絶頂期を迎えた三岸節子。最晩年に帰国してからは、そのまなざしを再び静物へと向けています。身近なモチーフに愛情を注いだ、節子の静物画を中心に紹介します。

 【特集展示】心象の画家 三岸黄太郎
渡欧以降、常に節子に寄り添い、支え続けた長男・三岸黄太郎(1930-2009)。
彼もまた20代前半から本格的に絵を描き始めています。節子を車に乗せてヨーロッパ各地を巡り、節子と同じ景色を見ますが、節子と異なり黄太郎はその場でスケッチをとることはなく、心に残ったイメージを記憶し、アトリエに戻って色彩と造形を極めて単純化した心象風景として再現しました。
その詩情豊かな静謐な空気は風景画だけでなく人物画や静物画も纏い、節子は「私の絵は目を楽しませる。黄太郎の絵は心を楽しませる」と評しました。

開催期間

  1. 2021年 4月 13日から 2021年 7月 4日 まで
  2. 開催時間:午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)
    休館日:毎週月曜日(ただし5月3日は開館)、4月30日(金)、5月6日(木)

開催会場

  1. 一宮市三岸節子記念美術館

その他

  1. ホームページURL: http://s-migishi.com/collection.html

問合せ先

  1. 一宮市三岸節子記念美術館
  2. 〒 494-0007 愛知県一宮市小信中島字郷南3147−1
  3. TEL:0586-63-2892 FAX:0586-63-2893

一宮市三岸節子記念美術館

施設(1 件)