いまでも おもいだす あーちゃんに はじめてあったひのこと あーちゃんは 車いすにのって にっこり わらっていたよね車いすの 友だちは はじめて・・・「どきり」としたよ「車いすの生活」ってたいへんだろうな
なかよくするぞって おもったけど・・・「みんなでブランコに乗ろう」って 話がもりあがったとき、 「あ・・・あーちゃんは・・・ ムリだったね。」「ごめんね。」 なんて言ったり、夏のプールの話が出たときも 「しっ、あーちゃんは泳げないなんだから。」・・・その場の空気が おかしくなって どきっ なんてことがよくあった
みんなが気をつかえばつかうほどあーちゃんは 元気をなくしていった 「わたしはみんなといっしょだよ。なんでも平気。見ているのだって楽しいのに・・・」あーちゃんが さみしそうにそうつぶやくのがきこえた・・・そのとき ようやく 気づいたんだ