◆ 辻講釈 |
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平洲をきちんとした身分で召抱えようとするいろいろな藩からの申し出がありましたが、決して一つの藩に仕えることはありませんでした。 |
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そんな平洲が最も力を入れていたのは、町に出て通りすがりの人に学問を説く辻講釈でした。両国橋のたもとで普段は学問に触れることのない人々に、学問とは何か、どうして学問をすることが大切なのかということを、分かりやすく話しました。
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平洲は学問を研究しながら、優れた詩もたくさん作りました。そしてそれらをまとめ、『嚶鳴館詩集』として出版しました。この詩集は当時江戸の町で大変評判になりました。また、その序文を日本各地の有名な学者が書いていて、平洲の学者としての幅広い交流がうかがえます。 |
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