◆ いぼの村にて・・・ |
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むかしむかしのこと、飯田街道をいぼの村へと歩んで行くお坊さまが一人おった。 |
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お坊さまはいぼの村に庵を作り、住むようになった。
お坊さまは村人の幸せを祈り、村中を托鉢して回ったが、誰一人としてお坊さまの気持ちを分かろうとする者はいなかった。
※托鉢・・・お坊さまがお経を唱えながら家を回り、鉢に米やお金をもらうこと。 |
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ある日、お坊さまが托鉢から戻ると庵にわずかな野菜と米が供えてあった。
一体村人の誰が供えていったものなのか・・・ |
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お坊さまは雨の日も雪の日も村中を托鉢して回った。
やがてお坊さまは村中の人々から慕われるようになる。 |
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映像を見る・・・<約2分49秒> |