市町村名 西尾市
  学校名 鶴城中学校

 

  引き継ごう 鶴城の伝統
         はばたこう 未来へ

  『50周年を祝う会 誓いの言葉』 

                  生徒会会長 三浦 俊介 


  鶴城中学校創立50周年を多くの方にお祝いいただき、喜びでいっぱいで 
 す。僕は、地域の方や先輩たちに見守られ、支えられていることを実感し 
 ました。 
  僕は、鶴中が大好きです。友達と語り合うこと、授業で新しいことを知 
 ること、一生懸命部活にがんばること、行事でクラスが一つになること。 
 これら一つ一つがとても好きです。 
  鶴中の校訓『和とがんばり』とは、人とのかかわり合いを大切にし、支 
 え合うことによって、そこから大きながんばりと達成感が得られることだ 
 と僕は思っています。まさに僕たちの中学校生活そのものをさす言葉だと 
 思います。これからもこの『和とがんばり』の精神で未来を切り開いてい 
 きます。 
 僕は、後期生徒会会長になりました。自分を大きくしてくれた鶴中に何 
 かできないかと考えたからです。僕には、生徒会でやっていきたいことが 
 二つあります。一つめは、先輩たちが築き上げてきた「あいさつ」「歌声」 
 「ボランティア」「リサイクル」の四大文化を鶴中生徒みんなで守り、発展 
 させていくことです。二つめは、生徒会に新しい風を吹き込み、行事を活 
 性化させたり、他校との交流を生徒会活動の幅を広げたりすることです。 
 50年の大きな歴史を受け止め、これからの一日一日をしっかり刻んで、先 
 輩の功績に恥じない「さすが鶴中生」と言われる学校にしていくことを誓 
 います。 


 わたしの鶴城中学校      
        一年  甲斐 奈々子
入学式
知らない人ばかりでとまどった
早く新しい友達を作りたかった


初めての体育大会
応援合戦をやって
クラスみんなの心が一つになった  
先輩の応援合戦
まだ心に響いている


今年は創立五十周年
その年に入学したわたしたち
「五十年の節目を迎えて
これから君たちが新しい鶴中を
切り拓いていくんだよ」
という先生の言葉


五十年の伝統を引き継ぎ
新しいことにチャレンジしていく
一人一人が思いやりの心を持ち、優しさがあふれている
そんな鶴中生としての自覚を持ちたい 


五十年のときをこえて
二年  家村 美里

誰もいない運動場の真ん中で
ふと校舎を見上げると
五十年の時が戻ってくるような気がする


先輩たちの
精いっぱい何かをやり遂げた
さわやかな笑顔


一つのことをやり遂げるために起こる
クラスの対立
ときには後悔の念で胸がいっぱいになり
ときには達成感で満たされていく


そうしてみんなこの学校で
何か大切なものを見つけ出して飛び立っていく
鶴のように大きく翼を広げて
次の目的地めざして


五十周年を迎えて 
      三年 山本 悠介

鶴城中学校は今年で五十周年を迎える
鶴中のこの白い校舎は
いったい何を
鶴中生のどんな姿を見てきたんだろうか
勉強に励む姿 運動に燃える姿
部活で汗を流す姿 行事の熱心に取り組む姿
数えきれないくらいたくさん生徒の姿を見守ってきたんだろう
ぼくは鶴中に問いかけたい
僕たちはどうでしたか
校舎はなんと答えてくれるだろう


ぼくは鶴中にたった三年間しかいない
しかし、たくさんの思い出ができた
部活だってがむしゃらにがんばった
友達だってたくさんできた
この三年間で鶴城中学校は
ぼくにとって大切な場所になった
この中学校でのことは
きっと大人になっても忘れないと思う
たとえどこにいようと
また鶴中を訪れてみたい


今、鶴中は未来に向けて大きく変わろうとしている
生徒会活動の革新
四大文化の発展
僕たちは全力で創り上げているだろうか
白い校舎にうなずいてもらえるよう
これからの日々を送りたい