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よそはよそ、うちはうち・・、いつもそう思うのに、やっぱりどこかで比べてる。ごめんね。ついつい小言が増えてるよね。五体満足、それだけで十分だったはずなのにね。 母 「勉強しなさい!」と口うるさく言うお母さんの言葉を聞いて、最近ではうんざりした表情を見せるあなたたち。こんないやなお母さん役をやっているのは、あなたたちがどんな夢や目標を持ったとしても、それを実現できるだけの学力や判断力を身につけてほしいからなんです。自分の子には苦労させたくないと思う気持ちから、何でもできる条件をそろえてあげたい・・。そんなお母さんの考えをあなたたちは理解できないだろうけれど。でも、これだけは分かってね。「お母さんは、あなたたちが今もそしてこれからも幸せでいられるよう、いつも考えているしどんな苦労や努力だってするつもりなんだよ」ということを・・・。 母 こんなにも背が伸びていたなんて、気づかなかった。素直になれずに生意気言ってるあなただけれど、まだまだ甘えんぼ。いいよ、甘えたい時は、いつだって・・・。 母 帰宅後はすぐに習い事、大変そうだね。遊ぶ時間は少ないけれど、目標に向けてがんばってね。 父 あなたたちが元気で丈夫に育っていてくれるだけで、お母さんたちは幸せなんだけれど、欲がでておこってばかり。本当は優しくしたいのに!たまには、言うことを聞いて勉強や片づけを自分から少しはしようね。 母 仕事で帰宅が少し遅れた夜、玄関を入ると「ピアノ練習したよ。宿題やったよ!」と、矢つぎばやの声。話したいことがたくさんあるのに、自分を押さえて就寝の支度を始める。「今度の日曜日は約束のプラネタリウムに行こうね。」「OK」もっともっとゆっくり話をしたいが、平日はそうもいかない。あなたが、学校や家で良い子でがんばっているから、安心して仕事ができるんだよ。ありがとう。明日も超スピードで帰ってくるからね。 父 「おねえちゃんなんだから・・・。」妹の世話やお使い、ついついお姉ちゃんにたよってしまう母。お姉ちゃんのわがままも時々聞いてあげなくちゃね。いつもありがとうね。 母 おっとりしていて内気な子。もっともっと外で遊んだり自分の意見を言ったりしてほしいと思うけど、なかなか簡単にそうはいかないね。ついつい小言が多くなってしまい、うんざり顔の君を見るたびに、お母さんは“またまだだね”ってと子育ての難しさを思い知らされます。でも、君のことを大切に思っているから、これからもどんどん“うるさいお母さん”になってあげる。 母 腰の辺りまでしかなかったあなたの身長。1年ごとに伸びてきて、そのうち母を追い越しそう。手を差し出しても、照れてしまってもう握り返してはくれないけれど、ずっとずっと優しい子でいてね。 母 たまに帰りが遅いと、交通事故にあったか、人さらいにあったかと心配になり、外まで見に行っています。この心配が、高校・大学そして社会人になっても続くのでしょうね。心配性なままを安心させるため、いつも明るいうちに帰ってきてね。 母 君たちもせいちょうしたのか、最近一緒に遊ぶこともなくなったね。たまには、キャッチボールでもやろう。 父 毎日、元気に学校に行ってくれてありがとう。毎朝、元気な声で「いってきます。」と走っていくあなかの後ろ姿を、お母さんはとてもまぶしく思います。 母 顔を合わすたび、両方が小言ばかり。なぜ素直になれないのかな?素直になろう、お互いに! 母 今日・・・テストが最悪でがっくりしたとき、青空を見上げてみよう。明日・・・人間関係で落ちこんだとき、その向こうの宇宙を想像しよう。2000億個もの恒星でできている銀河系がある。銀河系同士のぶつかり合いもあちこちで起きているという。君も私も、その中にいる。これから先、君が大きな悩みにぶちあたるときでさえ、銀河系の衝突の大きさや、150億光年という宇宙の広さにはかなわない。どうか、たくましい想像力で一歩一歩前に進んでほしい。星の爆発が次の星をうむように・・・。 母 あなたが私のお腹から出てきて、もう8年。あの時の愛しさは今も変わらない。気弱なあなたが心配で、つい強い口調で言ってしまうから怒っていると思っているのかな?本当は、いつも「ガンバレー」って応援しているのよ。へその緒はもう切れてしまったけれど、心はずっとつながっていると信じています。子離れできない母ですが、これからもどうぞよろしくね。私のところに生まれてきてくれてありがとう。私を母親にしてくれてありがとう。 母 朝、顔を見ると「早くしなさい、あれして!これして!」と小言ばかり言ってしまううるさい母。でも、でも、あなたは知らないでしょうたまにあなたの寝顔を見ては、「ああ、ここまで大きく育ってくれたのね。」と幼子の頬をなでるように顔を見つめて触れている静かな母のことを・・・。 母 いつも「しっかりしなさい。」「ちゃんとしなさい。」といってるけれど、本当は、去年より、昨日よりもできることが増えているんだよね。ガミガミばかりのお母さんでごめんね。母 下の子に手がかかることがあり、あなたにあまり手をかけず見守っていこうと思っています。学校で何があったのか、どんなことをしたのかきいても、あなたは面倒くさいのか、「わすれた。」という返事が返ってきます。そんなこと言わないで、どんなことでもよいから聞かせてほしいと思っています。母 “もっと速く走ってほしい”“テストはいつも100点をとってほしい”“あいさつをきちんとできる子になってほしい”親は子どもに対していくらでも欲張りになります。でも、最後に望むものは“元気で楽しく学校へ行ける”ことです。 母 あなたの寝顔や笑顔を描いたスケッチブックが出てきました。ソファーに座って家事は中断です。今、横にいるあなたに毎日はらはらさせられ同じことに怒ってはそれの繰り返し・・・。でも、時々見せる大人の顔にドキっとして、あなたの成長を実感しうれしく思います。後どれくらいかしらこうしていられるのも・・寝顔はやっぱりあのころと同じ。大きくなった体に占領されて少しさみしくなりました。 母 子育て20年計画。もう半分過ぎちゃったけど、まだまだ先が見えない。これからも、手出し口出し、見守っていきたい。あなたを信じているよ。母 “個性”や“自由”をはきちがえて、周りの人を不愉快にし、自分勝手でわがままに生きている人が多いけど、あなたたちはそんな人にならないでね。 母 「早くしなさい。」「ちゃんとしなさい。」と小言ばかり言っている母。心の中では「また言ってしまった」と後悔しているんだよ。ごめんね。明日からは気をつけて、なるべく言わないようにしよう。 母 親はあなたといっぱい遊び、お話したいのに、「ちょっと待ってね!」と自分の都合で言ってしまいます。ごめんなさいね。いつもあなたを見ていますよ。母 どんなことでも「やればでき。」と言い続け育ててきました。頑張っているあなたの姿・・かっこいいよ。あなたは私の宝物だよ。母 もっとたくさん話したい、何を考えているのかを知りたい。楽しく話す時間を1日に1回はつくろうね。母もその時は手を休めて聞くから、あなたも楽しく話してね。 母 ちょっとたよりないお兄ちゃんの方ばかりに気を取られてごめんね。気にしてほしいから、ほめてほしいから、いつもいい子にしているんだよね。いっぱいほめてあげるからね。 母 土曜日、日曜日せっかくの週二日休みでも母は仕事を休めず、一緒に過ごす時間が少なくてごめんね。家の仕事を姉弟で頑張っていることよく分かっているからね。たまには、お母さんも土日休めるように努力するからね。 母 いつも「はやく宿題しなさい。」と言ってしまう。ごめんね。今やろうとしていたのにね。一言多いよね。 母 |