道風記念館 館蔵品展「書に想いをのせる」
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書作品には作者の強い想いが込められています。書かれる内容は、作者自身の想いを語る言葉であったり、作者が深く共感した詩人・歌人の詩歌であったりします。今回の展覧会「書に想いをのせる」では、道風記念館所蔵の近現代書作品のなかでも特に作者の想いが鑑賞者の心に鮮やかに伝わってくるような作品を選んでご紹介します。
御歌所寄人、阪正臣(1855〜1931)が書いた明治天皇の御歌。小説家であり劇作家であった坪内逍遥(1859〜1935)が描いた「お夏狂乱」の一場面。商人で狂言を能くした文人、伊勢門水(1859〜1932)が描いた狂言「末広がり」の一場面。川谷尚亭(1886〜1933)ら五人の書家による寄合書。堀田翠堂(1915〜2005)が書家としての想いを込めた「書者心画也」。村上翠亭(1928〜2018)が、自らの戦争体験により強い想いを込めて書いた萩原朔太郎の詩「軍隊」。木大宇(1930〜2013)が祈りを込めて描いた仏画と般若心経。富士の書家とよばれた野崎幽谷(1933〜1996)が情熱を込めて書き上げた「富士山」。
書作品にのせた作者の想いをうけとってください。

展覧会を2期に分け、すべての作品を入れ替えつつ、52点の書をご紹介します。

開催期間

  1. 2023年 12月 15日から 2024年 4月 21日 まで
  2. 休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始(12月29日〜1月3日)、工事及び展示替え(2月13日〜26日)

開催会場

  1. 春日井市道風記念館

その他

  1. 展示品解説: 12月16日(土)・1月21日(日)・3月16日(土)・4月14日(日) 各日10時30分〜11時、14時〜14時30分
    学芸員が初心者向けに展示品の解説をします。事前予約は不要です。お気軽にお越しください。

問合せ先

  1. 春日井市道風記念館
  2. 〒 486-0932 春日井市松河戸町5−9−3
  3. TEL:0568-82-6110 FAX:0568-82-6110

春日井市道風記念館

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