このサイトの活用についてご覧ください
日本の伝統文化をこよなく愛する日本画家フジイフランソワは、洒脱でどこか毒を含んだ独特の世界を描いてきました。本展では、古い道具に宿る「つくも神」や穀物・食物・蚕の女神と鹿を組み合わせた「オオゲツヒメノカミ」など、時を越えて人々のそばに生きてきた神々をテーマにした作品を中心にご紹介します。それぞれ人格ならぬ「絵格」を宿した作品の数々は、現実世界のすくそばにある異界や神々の棲む世界へと私たちを誘うことでしょう。