イベント
山本澄江は、夫である彫刻家山本眞輔を支えながら、心象風景に植物や人物を組み合わせた他に類を見ない印象的な絵画を描き続けています。愛知教育大学美術科時代よりペン画の魅力に取りつかれ、イタリア国立ローマアカデミア留学を経て、第1回上野の森美術館「日本の自然を描く展」(1988年)では文部大臣奨励賞を受賞するなど、高い評価を得てきました。その表現方法は独特で、初期(1968〜80)は、小画面にペンのみで植物や鳥を繊細に描いたモノトーンの作品、中期(1980〜98年)には大画面にペンと水彩やアクリルを用いて、虚ろな目の物憂げな女性の顔とマスクを描いた「人間哀音」シリーズ、そして近作(1998年〜)では「祈りの道」シリーズとして、小画面に色彩豊かな季節の草花をペンとアクリルで描いています。これまでまとまった個展を開催してこなかった山本澄江の画業50年を記念する展覧会となります。また、山本夫妻の娘であり、爲三郎記念館・太郎庵襖絵「太郎庵椿」の作者、日本画家・山本眞希の新作も特別出品します。古川美術館開催の山本眞輔展とともに、彫刻、洋画、日本画と異なる世界で活躍する親子の競演をお楽しみください。
開催期間
- 2017年 6月 20日から 2017年 7月 23日 まで(毎週 日曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜)
開催会場
- 古川美術館分館 爲三郎記念館
受講費用
-
大人1000円 高大生500円 小中生300円
申込み
-
申込先:
古川美術館
〒 464-0066 愛知県名古屋市千種区池下町2−50
TEL:052-763-1991 FAX:052-763-1992
その他
-
ホームページURL:
http://www.furukawa-museum.or.jp/
問合せ先
- 古川美術館
- 〒 464-0066 愛知県名古屋市千種区池下町2−50
- TEL:052-763-1991 FAX:052-763-1992